工事が発注されるまでの流れから、工事受注後の準備作業、さらに橋梁の補修・取替工事の具体例まで、実際の施工プロセスを詳しくご紹介します。
現地調査と現状把握から、工事の入札・受注までの一連の流れをご紹介します。
※横スクロールでご確認できます。
東鉄メンテナンス工事では、現地と図面の整合性を確認し、周辺環境への影響を考慮した調査を行います。
電線や地下埋設物の位置確認・移設対応も行い、安全でスムーズな工事を準備します。
現地と図面の整合性を確認しておくことで未然にトラブルを防止します。
位置や高さなどの正確な情報を得て図面化し、使用する部材の形状や位置を決めます。
現場周辺の調査もとても重要です。学校や病院、近隣で生活している方への影響も考慮します。
電線や地下埋設物の位置を把握して、工事で支障するときは、移設を依頼することもあります。
幹線道路等を交通規制して工事を行う場合は、渋滞などを引き起こす原因となってしまいますので所轄警察と協議をして交通量の少ない夜間作業で工事を行う事もあります。短期間な補修作業の場合は高所作業車を使用して工事を行う事が多いです。
線路内で作業する場合は最終電車通過後から始発までの時間帯で作業します。
近隣の方々の日常生活への影響軽減と作業効率を図れるよう足場の設置を行います。足場による作業の場合、列車運転に影響しない範囲は昼間作業で行うことができるという利点もあります。
列車運転に影響がある作業などは最終電車通過後から始発までの時間帯で作業します。
大型クレーンなどによる掛け替え工事となります。準備は大がかりとなり関係する役所・所轄警察と入念な協議を経て工事を行います。
このような掛け替え工事の場合、終電から始発までの詳細なタイムスケジュールと非常時の対応などを考慮して、施工計画の立案とシュミレーションを繰り返し、本番当日は余裕を持った施工を行います。